耳鼻科で貰う点鼻薬と市販の点鼻薬は何が違うの?

点鼻薬は効き目が強く、使い続けると鼻炎がもっと酷くなるものなのですが、それは耳鼻科も同じです。「市販だから悪く、耳鼻科だから良い」というわけではありません。

市販の点鼻薬が強いと言われる原因は、商品を求める人の属性にあります。薬局で点鼻薬を買う人のほぼ100%は、鼻づまりや鼻水を今すぐに治したい人なので、「即効性」が求められます。

即効性があるのは「塩酸トラマジリン」や「硝酸ナファゾリン」といった成分が含まれた点鼻薬で、非常に効き目が強く、依存性が強いものになります。

一方耳鼻科はというと、血管収縮剤は体に良くないものだと医師が理解しているため、血管収縮剤が含まれていない、効き目の弱い点鼻薬を処方することが多いです。

ですが、耳鼻科で処方される点鼻薬の中には血管収縮剤が含まれているものもあります。症状の重い花粉症や一時的な鼻閉であれば、血管収縮剤が含まれた即効性のある点鼻薬が処方されます。もちろん、使いすぎると依存してしまい、点鼻薬性鼻炎(肥厚性鼻炎)になる可能性もあります。

点鼻薬にも様々な種類があり、症状によって使用するものが変わります。たとえば、ナザールスプレーは鼻水を止める用途で使用しても効果がありません。これは、ナザールスプレーの成分に、鼻水を止める物質が含まれていないからです。

点鼻薬も飲み薬と同じように、自分の症状に合わせて選ばなければ効果が現れません。市販の点鼻薬の中にも血管収縮剤が含まれていない商品はありますが、品揃えが豊富でない薬局だとなかなか見つからないと思います。

ですので、まずは1度耳鼻科に行き、自分にあった点鼻薬を医師に選んでもらうようにしましょう。

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